長光寺

長光寺
地蔵堂(鉄造地蔵菩薩立像が安置されている)
鉄造地蔵菩薩立像(別名、汗かき地蔵)
臥松水の井戸(信長が愛飲したという井戸)
臥松水の井戸

六角堂の通称で親しまれている長光寺は、臨済宗妙心寺派に属する寺です。
尾張六地蔵の一つで、境内の真ん中に建つ地蔵堂が六角の円堂になっているため、六角堂と呼ばれるようになり、地名の由来にもなりました。

地蔵堂は稲沢市では珍しい中国風の形式をもつ唐様の室町建築です。
応保元年(1161)、平頼盛の寄進で創建されたと伝えられています。

地蔵堂の中には重要文化財の「鉄造地蔵菩薩立像」が納めれており、この地蔵は、世の中に悪いことが起こる前になると全身に汗をふきだし、人々に知らせるという言い伝えがあり「汗かき地蔵」とも呼ばれています。
ほかにも長光寺の境内には臥松水(がしょうすい)という井戸があります。
織田信長が、この井戸水を愛飲したと言われています。
清洲城や岐阜城まで取り寄せたとも伝えられています。

住所
稲沢市六角堂東町三丁目2番地8
交通
JR東海道線「清洲駅」から 徒歩約15分

アクセス