約700年の歴史を持つ国分寺。本尊は薬師如来が祀られています。
江戸時代から庶民に広く信仰される「十一面観音像」は、さまざまな病やケガの治癒に御利益があるといわれ、毎月18日の縁日の日ともなると、大勢の参拝者で賑わいます。
また、万病に効くと言われる井戸水をペットポトルなどに入れて持ち帰り、患部に塗ったり、飲んだりしています。
約500年繭から続くせんき薬師如来を本尊とする真言宗智山派の祈祷寺です。
正式名は「日出山 西福院 せんき薬師」といい、老若男女遠近問わず多くの参拝者が、病気平癒、がん封じ、せん痛封じ等の祈祷、先祖水子供養にお参りされます。
「疝気(せんき)」とはスジの病で神経痛・リウマチ・足腰痛・脱腸等々身体に巡っている筋の痛みの古い総称です。このせんき封じの祈祷をはじめ、さまざまな病気平紘、厄除け、身体健康等の祈祷を毎日随時受付しています。
稲沢では珍しい鎌倉時代前期の「木造阿弥陀如来坐像」を安置しています。
つり上がったまなじりと張りのある面相に、鎌倉時代の様式が感じられます。
刈萱堂は長命長寿の寺、長命山として信仰され、福寿円満長寿の神として寿老人をお祀りしています。
「石童丸絵解きの寺」としても知られており、「ポケ除け観世音」「成人病予防」「交通安全」の霊験あらたかな観音様や、霊水「長命水」も有名です。
国分寺の支院として創建された安楽寺。 その歴史は、安置されている仏像からもうかがえます。 重要文化財の「木造十一面観音立像」など、5躯の像が収蔵庫に保管されています。また安楽寺の南にある100mほどの参道は、見事な桜並木 […]