「象も通った!」江戸時代の旧街道。江戸時代、東海道と中山道の間を結んだ美濃路。
稲沢にはその宿のひとつ稲葉宿があり、琉球使節や象、茶壷道中など、多くの旅人が往来していました。
赤染衛門衣かけの松跡碑が建てられています。
“やすらはで 寝なましものを 小夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな"
で知られる平安の中古36歌仙の一人、女流歌人・赤染衛門。彼女は尾張守に任命された夫(大江匡衡)とともに稲沢を訪れています。
その時、衣をかけたと言われる松があったのがここ。平安文化の足跡を訪ねてはいかがですか?
かつての稲葉宿の姿に想いを馳せる 美濃路の宿場であった稲葉宿には、休泊施設として本陣、脇本陣や旅籠が置かれました。 本陣は、寛永12年(1635年)に参勤交代の制が定められたことにより全国の宿駅に設置され、諸大名のほか勅 […]
勝幡城は、織田信定が永正年問(1504年~1521年)に築いた平城で、信定の跡を継いだ信秀が、一時期本拠としていました。 信秀の子の織田信長は、この城で産まれたとも言われています。 現在、勝幡城跡碑が建っている辺りが城の […]
尾張国分寺跡は、愛知県西部、稲沢市矢合町に所在し、三宅川左岸の標高3.0~3.8mの自然堤防上に立地する古代寺院跡です。 741年(天平13年)に聖武天皇は国ごとに国分僧寺と国分尼寺を建てることを命令し、尾張国では稲沢市 […]